恐羅漢2016 後編

Bループ終了まで。

 
レッドブルがよく効いて、元気になってスタート。喉が渇いていたのでポカリ500ccも一気飲みしたけど、お腹の調子はよくて、全部吸収してくれたみたい。
 
恐羅漢山の頂上に向かう途中、しんどくなってきて、その辺に落ちている木を拾ってストックの代わりにして登った。
 
その姿を見てツボって、話しかけてくれた選手がいた。
 
40代くらいかなあ、ブラックダイヤモンドのトレランポールを使っているし、他の装備も玄人っぽい。
 
話を聞くと、UTMBやUTMFも完走していて、最近まで仕事の都合でメキシコに住んでいたそうだ。
 
「もしかして、メキシコでララムリと走れるレースとかも出られました?」
 
「そーなんですよ!(ララムリの)男性は速くて、女性と子供としか一緒に走れなかったけど(笑)」
 
「ピノーレとかも飲んだんですか?」
 
「飲みましたよ〜。メキシコのレースはエイドにピノーレとオレンジしかないんですよ(笑)」
 
100マイルのベストは6800mD+のコースで30時間、マラソンも3時間ちょうどだそうだ。
 
てかなんでこの位置で走っとん?
 
そうか。
 
「このレースは調整とかの感じですか?」
 
「そうです。来月ウェスタンステイツに出るんで。」
 
まじかー(゚o゚;;凄いわ(°_°)それからいろんな話をしながら十方山の頂上までご一緒したけど、いくら調整で走っているとは言っても、レベルが違いすぎるわけで、僕にとってはオーバーペースだった。
 
話が面白過ぎてテンションが上がって、ついつい、着いて行ってしまった^^;
 
ちぎれてからは、前後他の選手が見えない、山の中で1人ぼっちみたいな時間も結構あって(実際は1人で走っているわけじゃないけど)それはそれで楽しい。
 
雨で下りは泥の滑り台みたいなところもあったけど、一昨年の蒲刈も、去年の可部連山もこんな感じだったし、雨が降るとどうしてもこうなるよね( ̄▽ ̄)
 
こんなコンディションでも上手い人はどんどん降りていく。もっと下りの練習しないと。
 
那須のエイドでドロドロになった手袋とかを洗わせてもらって、地元の方の暖かい声援をうけた。
途中から心配していたCループ中止のコールもなかったし、内黒峠の頂上まで這々の体で登って、同様に下った。
 
ロードに出てから、雨が結構降っているけど、各エイドでは何も言われなかったし、Cループは大丈夫だろうと期待しながら走った。途中誘導のスタッフの方からも何もなく、応援してもらったし。
 
と思ってたんですが。
 
スキー場に登る交差点を曲がるとき、誘導スタッフの方に
 
「Cループ中止😆❗️🙅」
 
「え❗❓️😲中止⁉️🙅わかりました〜❗️しょうがないですよね〜😅お世話になりました〜😁」
 
😵😱😭
 
Bループ終了してから、またまた河崎さんに写真撮ってもらったり、選手用のお好み焼きと豚汁を頂いたり(温かくて本当美味しかったです。ありがとうございました。)
 
ボランティアで参加されていたYamasakiさんと話をしたり、他のラン友さんに挨拶したりして。
 
面識のない選手ともCループ行った行けなかったの話で盛り上がったり。
 
選手のみなさんお疲れ様でした。
 
大会関係者のみなさん、お世話になりました。
最高のレースをありがとうございました。